2009/09/29

オールディー、調教を強める

北海道・フロンティアスタッドで調整中です。
午前と午後のウォーキングマシン60分、坂路コースでダク2,400mと
キャンター2,400mの調教をつけられています。
牧場長は「先週末は強めを乗りました。カイバ食いが旺盛な割に、
思った程幅が出て来ませんが、緩めたからと言って太るタイプでも
ありませんし、調教をビシビシやりながら幅を出して行きたいと
思います」と話しています。

(copyright@silk horse club)

相変わらず、よく食べてしっかり調教をこなせているようです。
まだまだこれからのタイプでしょうから、ここでしっかり成長を促して欲しいと思います。




2009/09/24

過去のシルク出資馬 (2) シルクノワール


2頭目の出資はシルクノワール。
フランス語のノワール(黒)という名前の通り、漆黒の
綺麗な馬体を持つ牝馬でした。

シルクノワール 
父:ドクターデヴィアス、母:フレンチパッサー、
母の父:イルドブルボン血統図
1996年3月22日生まれ、牝、早田牧場新冠支場生産
大久保正陽厩舎(栗東)、総額1200万円、一口2.4万円 
戦績

この頃、なぜか父ドクターデヴィアスにかなり注目して
おり、またナリタブライアンを育てた大久保厩舎という
ことで、かなり期待して出資しました。

この馬が初出走、そして初勝利をもたらしてくれました。
しかも初勝利の時の鞍上はシルクでは非常に珍しい武豊!
見事な逃げ切り勝ちで、やっぱり武豊は巧いんだ、と感心させられました。

結局この1勝止まりで10戦を消化して引退、繁殖入り。
しかし、子供達の成績が芳しくなく、2頭産んだ後は乗馬に転向となり、現在も元気に過ごしているようです。



2009/09/23

オールディー、調教ペースアップ


シルクオールディー[父マンハッタンカフェ:母クインオブオールディー]
北海道・フロンティアスタッドで調整中です。
ウォーキングマシン60分、坂路コースでダク2,400mとキャンター2,400mの調教をつけられています。
牧場長は「先週から15-15をやり出しました。涼しくなってから、
カイバ食いが凄く良くなりましたので、今後は週1〜2本のペースで
速い所を進めて行きたいと思います」と話しています。

オールディーの調教ペースがあがってきているようです。
しっかり食べてしっかり乗り込みができているのは
何よりですが、今の課題は速いペースでの乗り込みでは
なく、ハミに頼らない走りを身につけさせることのはず。
一番の課題を見失わないように進めていってほしいと
思います。



2009/09/22

東京サラブレッドクラブの入会確定


シルクに続くクラブとして、東京サラブレッドクラブへ
入会しました。

やはり一口馬主をする以上、大きなレースを狙える馬を
持ちたいもの。早田牧場がバックにいた時のシルクならば
この期待もできたのですが、最近の状況では

キャロットも考えたのですが、あまりにも過熱気味に
感じたため、同レベルの良血馬が募集される東京TCに。
しかも今年の募集馬と価格はかなり魅力的! 
この状況だと、今年はかなり新規入会する人が多いのではないでしょうか。

出資予約だけはできていたのですが、本日書類と会員証が届いたので正式に入会確定です。
東京TCでの初めての出資馬は…

デルモニコキャット08
父:ハーツクライ、母:デルモニコキャット、
母の父:Storm Cat(血統
牡、栗毛、2008年5月8日生、社台ファーム産、橋口弘次郎厩舎 
総額2,400万円、1口60,000円
2009年8月時の測尺 : 馬体重438kg、体高153、胸囲172、管囲19.5cm



アメリカ競馬を舞台に、確実性の高い走りを示し続けてきた母系

 現役時代の母デルモニコキャットは米で走り、芝8.5Fで争われるG3ハニーフォックスS、準重賞のフローレスリーSなど計6勝をマークした一流馬でした。米で繁殖牝馬となり、芝10Fで争われるG1アメリカンオークス2着のサタンズサーカスを出産。2006年のキーンランド繁殖牝馬セールで社台ファームに購買され、翌春日本で、父にソングアンドアプレイヤーを持つ牝駒を産みました。そして、種牡馬入りしたばかりの名馬ハーツクライに交配されて誕生した牡駒が、このデルモニコキャット08ということになります。父サンデーサイレンス系×母父ストームキャットという組み合わせからは、すでに3歳G2セントライト記念勝ちのブラックタキシード、デイリー杯2歳S(JPN2)を制したオースミダイドウなどが出ているだけに、デルモニコキャット08にも、クラシック戦線を湧かせる、トップクラスの走りが期待されます。
 祖母グラスシーリングは、準重賞カリフォルニアCなど米で5勝を記録した強豪。G2バヤコアHでも2着に健闘しました。このほか、計12勝をあげたストラテジスト、G3重賞入着馬マックスアプレンティなど、米の活躍馬が多数輩出されている母系は、持続力に優れた、パワフルなスピードを伝えています。加えて、競走で確実に能力を発揮する堅実味も、この母系が誇るアドヴァンテージとなっているのです。


(管理調教師のコメント)

ハーツクライの仔でダービーに行きたい

―― 第一印象はいかがですか?

橋口師 背中がきれいですよね。まずそこに目がいきます。クビ、背中、そしてお尻にかけてのラインがすごくいいですね。このラインが崩れていると、成長して調教を積んでいったときに不恰好になってしまうことが多いんですよ。この馬はその心配はなさそうですね。見た感じはまだまだ太いですが、今の時期は、こんなもんでしょう。トモの張りもいいし、脚も真っ直ぐで問題ないですね。顔も小さく、表情もいい。顔が小さいのは、いい馬の条件のひとつでもありますからね。

―― 血統についてはどんなイメージをお持ちですか?

橋口師 お父さんがハーツクライですからね。それは、やっぱり、自分で管理した馬ですから特別な思いがあります。ただ、見た目は、あまり似ている感じはしないんですよね。この馬は、脚も白くて、派手ですしね。言われなきゃわからないかもしれませんね。でも、能力は受け継いでくれると思います。

―― デビューはどのあたりになりそうですか?

橋口師 そこまでスピードタイプでもなさそうなので、そんなに急がせることもないでしょう。10~11月あたりで下ろすのが理想でしょうね。もちろん、今後の成長次第で、早く行けそうなら使う可能性もないとは言えませんね。

―― 目標を教えてください。

橋口師 体型はダートでも走れそうな雰囲気はあるんですが、ハーツクライの仔ですから、やっぱり芝をメインに使うことになると思います。あとは、男馬だし、当然ダービーはまず考えますね。お母さんも芝の中距離で重賞勝ちがあり、距離も問題なさそうですしね。ハーツクライの仔は、馬産地の評判もすごくいいので、私も楽しみにしてるんです。ダービーは厩舎の悲願でもありますし、ましてハーツクライの仔で決められたら最高ですよね。それを目標に頑張りますので、会員のみなさんも楽しみにしていてください。



(生産牧場のコメント)

父譲りの切れ味を武器に芝中距離での活躍を期待!

―― 父が、2010年から初産駒がデビューするハーツクライ、そして母が米リーディングサイアーに輝いたストームキャットの直仔という配合が施されたデルモニコキャット08ですが、馬体面において、父や母系の影響は、どんな感じで出ていますか?

「しっかりとした骨格と良質の筋肉に覆われているボリューム満点の馬体は、母系の影響の強さを感じさせてくれます。一方、スラリと伸びた首差し、首から背にかけてのラインの美しさ、折れの深い飛節などは、鋭い瞬発力を武器に内外で大レースを制した父ハーツクライの特徴がよく出ていると思いますよ」

―― 顔立ちも、なかなかにキリっとしていますね。

「いかにも勝負根性がありそうな、鋭い眼光を放っています。とても牡馬らしい、しっかりとした面構えですよね」

―― デルモニコキャット08の歩様や、放牧地での走りは、どうご覧になっていますか?

「前捌きが軽く、筋々の柔らかさが感じられる動きを見せています。走る姿には、見た目の逞しいイメージとは異なる、柔らかさ、しなやかさがあります。おそらく、父同様、瞬発力に優れたタイプなのではないでしょうか」

―― 今後の期待も大きい一頭であることは、間違いないですね?

「もちろん、そうです。5月8日という遅生まれでありながら、1歳夏の時点で、これだけの好馬体を誇っている。競走馬としてデビューするころには、さらに迫力を増しているはずです」

―― デルモニコキャット08の距離適性、コース適性はどんな風に見ていらっしゃいますか?

「ダートもこなせるでしょうが、鋭い切れ味を活かすためにも、芝の方が、より向いているでしょう。中距離で争われる大レースでの活躍を期待しています」

   (Copyright@ TOKYO THOROUGHBRED CLUB)


しっかりした馬体の造りと、首差しから背中のラインが
綺麗なのが良いところ。そして何より「社台ファーム・ハーツクライ産駒・橋口厩舎」という豪華組み合せ。
今のシルクでは絶対考えられません。

今年の1歳馬では、やはりディープインパクト産駒が注目されるでしょうが、個人的には本格化後のハーツクライの強さが忘れられないので、ハーツ産駒に1票です。
しかもハーツに思い入れのある橋口調教師ですから、
きっと大切に育ててくれるでしょう。

馬体の造りや、母の父Storm Catからダート向きかという話も出ているようですが、母のデルコニモキャットは芝の重賞勝ちがあり、姉もフランスで4勝&芝のアメリカンオークス2着ですから、芝でも十分やれるはず。

血統、育成(社台ファーム)、調教師とも全く不満なし。
是非とも芝の中距離で活躍するような馬に育って欲しいと思います





2009/09/18

シルク8-12、天栄へ移動

本日、8-12が天栄ホースパークに移動しました。
あわよくば坂東牧場さんでデビューまで育成を、と
期待していたのですが、やはりダメでしたね。

天栄には何度かお邪魔しており、良い施設であるとは
認識しているのですが、ここ最近実績が上がっておらず、
故障する馬も多いことが気になります。
しかも、天下の松田博資調教師がわざわざ訪れる場所とは
到底思えない…

天栄のみなさんには、馬を可愛がりすぎないよう、かつ
壊さないよう、しっかりと基礎調教を行ってもらいたいと
思います。



2009/09/15

オールディー、乗り込みを進める


シルクオールディーの近況です。

北海道・フロンティアスタッドで調整中です。
ウォーキングマシン60分、坂路コースでダク2,400mとキャンター2,400mの調教をつけられています。牧場長は「先週末からキャンターを
2本に増やし、軽めから20秒前後のペースで進めています。どこも悪い
所はありませんから、そろそろピッチを上げて行きたいと思います」と
話しています。


どこも悪いところがない、というのは安心材料ですね。
アクシデントなく、しっかりと乗り込みを進めて欲しいと思います。



2009/09/14

過去のシルク出資馬(1) シルキーハニー


記録の意味で、過去にシルクで出資した馬を並べてみたいと思います。
まずは初めての出資だったシルキーハニーから。

シルキーハニー  
父:レオダーバン、母:アイリッシュハニー、
母の父:Last Tycoon血統図
1995年4月6日生まれ、牝、カタオカ牧場生産
高橋隆厩舎(栗東)、総額800万円、一口1.6万円

初めての出資ということで、手頃な価格の関西馬から
始めてみました。父レオダーバンは疑問だったのですが、
母の父Last Tycoonに魅力を感じて出資したように
記憶しています。
体質が弱く、残念ながら未出走のまま引退となって
しまいました。



 

2009/09/08

オールディー、ハミに頼らない走りに向けて


シルクオールディー[父マンハッタンカフェ:母クインオブオールディー]
北海道・フロンティアスタッドで調整中です。ウォーキングマシン
60分、坂路コースでダク2,400mとキャンター1,200mの調教を
つけられています。
牧場長は「今週からキャンターを1本上げています。調教師からは、
ハミに頼らせず、ハミを抜きながら走らせて欲しいという指示を
受けていますので、指示どおりしっかり進めて行きます」と話して
います。

前走で明らかになった課題を解決すべく、明確な目的をもって調教を進めて行けるのは良いと思います。
まだまだ時間もあるので、ここでしっかりと修正したい
ですね。
フロンティアさん、よろしくお願いします!


2009/09/07

シルクオールディー、プロフィール

前後してしまいましたが、記録を残す意味でオールディーのプロフィールをまとめておきたいと思います。

シルク7-50(シルクオールディー)
父:マンハッタンカフェ、母:クインオブオールディー、
母の父:Kris S.血統
牡、2007年3月20日生、青鹿毛、須崎牧場生産、昆貢厩舎
総額2,500万円、1口50,000円
戦績


        (Copyright@ silk horse club)

中距離の大きなところを狙えそうな牡馬ということで
出資を決めました。社台一色の現在の競馬界において、
社台とは一線を画しながら日高の馬を中心に成績を
伸ばしている昆調教師というのも魅力です。

父マンハッタンカフェの、今年リーディングを狙おうか
という勢いにも期待したいところ。早めに1つ勝って、
あとはゆったり成長を待つようなローテーションが
組めると理想的なのですが




2009/09/06

シルク8-12見学@坂東牧場


少し前の話になりますが、8月初旬の北海道旅行の際、
坂東牧場で育成されている8-12を見学してきました。

坂東牧場の事務所があるメインゲートから、8-12が
育成されている第5分場まで車で5分ほど走りましたが、
広々として素晴らしい環境だと感じました。このまま
デビューまでここで育成してもらえると良いのですが…

第5分場に到着すると、既に8-12を外に出していて
くれました。

今や父親よりも馬好きかも知れない2歳の娘と交流。
とても人懐っこいく、娘ともしっかり遊んでくれました。


測尺の情報で気になっていた管囲。確かに細くは
感じましたが、上体の大きさから考えると問題ないのでは
ないでしょうか。
トモからヨロにかけてはしっかり筋肉がつき始めていると思います。
担当されている方も、脚元はこれまでのところ全く問題
なし、とおっしゃっていました。


全体的なバランスは、当歳募集の頃から比べて格段に
良くなったと思います。
特に胸前や肩先の筋肉はいいものを持っていると
感じました。


昼夜放牧を始めると、通常の牝馬は一旦ガレる
場合が多いそうですが、この馬は全くそのような
気配がないとのこと。しっかり運動して食べる、
という良いリズムで今のところ昼夜放牧をこなせて
いるようです。
また、牡馬並みに我が強いところがあるそうです。
この点は競馬でプラスになることを期待したいですね。
(決してきかない、という訳ではないそうです)


このまま順調に育成が進むことを期待します。
坂東牧場さん、よろしくお願いします!


2009/09/05

シルク8-12に出資

シルク2009年1歳の出資馬です。

シルク8-12 
父:フジキセキ、母:アクティビスト、母の父:フレンチデピュティ(血統
牝、黒鹿毛、2008年2月28日生、社台コーポレーション白老ファーム産
松田博資厩舎 総額2,000万円、1口40,000円
1歳7月時の測尺: 体高151.0cm、胸囲169.0cm、管囲18.0cm

          (Copyright@ silk house club)


昨年当歳からの継続募集です。
8月の北海道旅行で見学できるよう出資を決めました。
当歳時は丸っこい体つきでしたが、だんだん伸びが
出てきていい感じで成長していると思います。

フジキセキ産駒だけに、大きくなりすぎて足元に負担が
かかるのが心配の種でしたが、測尺を見る限りでは
中型馬になりそう。450kgぐらいで競馬に使えると良いのですが。
管囲が細めですが、そこは馬体重があまり大きくならないことで相殺できるのではないでしょうか。

シルクでは非常に珍しい一流厩舎(松田博資)が吉と出る
のか凶と出るのか…
使ってもらえるようであれば、それなりの成績を残せると期待しています。


2009/09/03

オールディー、フロンティアスタッドで調教再開


シルクオールディー[父マンハッタンカフェ:母クインオブオールディー]
北海道・フロンティアスタッドで調整中です。ウォーキングマシン
60分、坂路コースでダク4,800mの調教をつけられています。牧場長は「レースのダメージがほとんどありませんでしたから、到着した翌日
から早速乗り出しています。
1回レースを経験したからでしょうか、1ヶ月前に比べて、馬が
シャキッとして大人になった感じがします」と話しています。

レースのダメージがなかったのは不幸中の幸い。
じっくり乗り込んでいただきましょう。
しかし、1ヶ月前に比べて馬がシャキッとした、
というのはどういうことなんだろう??
函館に送り出す前のフロンティアのコメントでは、
かなり仕上がってたはずなのですが…