10.11.30
(社台ファーム)
社台ファームのイヤリングから、調教を積む若駒たちが集う厩舎に移動してきたタッチフォーゴールド09。取材に訪れた日には、1時間のウォーキングマシンを行った後、馬場に入って40分ほどの乗り込みという調教メニューが施されていました。社台ファームの青田氏が、その現況を語ってくれます。
「立派な馬体の持ち主ですが、動きに柔らか味があって、素質の高さを感じさせてくれますね。大型馬ですし、ジックリと乗り込んでいく予定を立てています」
極めて順調に来ていたタッチフォーゴールド09ですが、11月下旬に行われた定期化骨検査で、両飛節にOCD(遊離軟骨)が判明し、近日中に除去手術が行われることになりました。社台ファームの長浜氏は、その症状について、こうコメントしています。
「患部に腫れがあるわけでもなく、歩様に乱れもありません。もちろん、手術によって競走能力に影響が出るわけでもありません」
3歳上の半兄タッチミーノット(父ダンスインザダーク)が、10月23日に東京競馬場で行われた1000万下南部特別に快勝するなど、明るい話題も多かったタッチフォーゴールド09。手術による休養をプラスに転じ、今後の大きな成長に繋げることを期待しましょう。