2010/11/23

レッドシャンデル、牧場見学


下河辺牧場での見学を終えて、次にお邪魔したのはファンタストクラブ。
広大な敷地が売りの育成場ですが、坂路がずっと伸びている風景からも、
贅沢に土地を使っていることがよくわかります。



ご案内いただいたのは、東京TCの近況更新でもおなじみの米田氏。
とても丁寧にシャンデルの状況を説明して下さいました。

とても毛艶が良くて見栄えがするな、というのがこの馬の第一印象。
米田氏のお話では、この時期の牝馬はかなり冬毛が出ているのが普通で、
この毛艶の良さは体調が良い証拠とのこと。
もう一絞りすれば、すぐにでもレースに使えそうな体つきなので、早く
骨折が癒えることを期待したいですね。

米田氏からお伺いしたその他の話は以下の通りです。

・骨折は軽微なもの。おそらく札幌でのゲート練習時に転倒した際に
 やっていたと思われる。ショックウェーブでケアをしている。
・ショックウェーブ中はペースを落とすが、完全に休むほどではない。
 年明けぐらいには厩舎に送り出せれば、と考えている。
・気性面はだいぶん大人になってきたが、走る時にはまだ行きたがる
 ところが強い。
・飛折の折りが深く、スピードと切れはありそう。行きたがる気性面
 から、現時点ではマイルぐらいまでの短い芝のレースがベストと思う。
・まだトモに力がつききっていないため、背中からトモにかけて疲れが
 溜まりやすい。

やはりまだ気性面は課題になっているようです。
見学時にはおとなしく、担当の方に何度も甘えるような仕草を見せる
可愛い馬ですが、一旦切れると目つきがはっきり変わるとのこと。
とは言え、以前はじっと立っていられなかったそうなので、少しずつ
大人にはなってきているようです。





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