2010/08/31

パームアイランド、15-15ペースでの調整を続ける


天栄ホースパークでウォーキングとダクで5000mとキャンターで坂路2本の調整です。
先週も坂路中心に15-15の調教を付けられており、牧場長は「体力が伴ってくれば、
息の入りも良くなってくると思いますが、まだ乗り込み不足な感じもします。意識的に
長めも入れて良化を促していきます」と話しています。


先週から継続して15-15のペースで調教がつけられています。
ここまできたら焦っても仕方ありませんので、この時期は基礎体力の
強化に当てて乗り込みをすすめてもらいたいですね。



2010/08/30

シルクオールディー、レース後コメント


シルクオールディー/札幌11R 阿寒湖特別(混)[芝2,600m・14頭]優勝[2人気]
     単 勝 07      380円
     複 勝 07      180円
     枠 連 1-5    8,950円
     馬 連 01-07   10,130円
     馬 単 07-01   15,740円
     ワイド 01-07    3,180円
         07-14     290円
     3連複 01-07-14  13,410円
     3連単 07-01-14 108,020円

四位騎手「今日は聞いていた通りに状態が良くて、レース振りが前走とは全然違い
ました。元々期待していた馬で、思った程の結果を出せずにいましたが、だいぶ体の
ハマりが良くなってきたので、来年とは言わず、この秋でも面白いと思います」

昆 師「目論み通り北海道で2つ勝てました。この馬は長い所が良いし、同厩舎の
ヒルノダムールのライバル的存在になってきたかな。この後は栗東へ戻しますが、
菊花賞はだいたい出られると思うので、神戸新聞杯を使うかどうかは、戻した後の
状態を見て決めたいと思います」


四位JKのコメントからは、かなり成長してきていることがうかがえ
ますね。これまでのレースに比べ、勝負所であがっていく走りが
はるかにスムーズだったと思います。

神戸新聞杯の出走については、栗東に戻ってからの状態次第とのこと
ですが、レース間隔的には使ってもらいたいところですね。まだまだ
真面目に走っていないところのあるこの馬に関しては、レース経験を
積むことが重要だと思います。

皐月賞2着、札幌記念でも古馬相手に4着に来ているヒルノダムールと
比べるのはまだ時期尚早でしょうが、秋には更なるレベルアップが
期待できそうです。



2010/08/29

東京TC、2010年募集の出資馬確定


東京TCから計算書が届き、タッチフォーゴールド09への出資が確定
しました。今年、東京TCではこの馬一本での優先申し込みだったので、
無事当選して一安心。アグネスタキオンの仔には一度出資したいと
考えていたので、ラストクロップを取れたのは本当に良かったです。

この馬はカタログよりも、DVDでの歩様に好感を持ちました。柔らかい
動きを見せており、芝のマイルから中距離ぐらいが適しているのではない
でしょうか。

血統面、育成、そして厩舎と、いずれも不安要素なし。橋口調教師には
2年連続でお世話になります。
この後、シルクでの出資を検討していく予定ですが、この馬にはこの世代
のエースとして活躍してくれることを期待しています。


タッチフォーゴールド09 2009年2月10日生まれ
父:アグネスタキオン、母の父:Mr. Prospector(血統
社台ファーム生産、橋口弘次郎厩舎、1口5万円

【2010.8月測尺】                     
馬体重466 体高156 胸囲177 管囲20.2

北米の超大物たちが登場している、スピード持続力に優れた母系

米で生まれた母タッチフォーゴールドは、英で競走馬デビューし、1勝をマークしています。4歳時に繁殖牝馬として日本に導入。以降、3歳オープン特別紅梅Sに勝った、父スペシャルウィークの牝駒タッチザピーク、父ホワイトマズルの牝駒で、2010年6月現在、中央で2勝をマークしている現役馬ゴールデンプライズ、父ダンスインザダークの牡駒で、公営園田で4連勝後に中央競馬に再移籍、中山芝2000mで争われた500万下戦で通算5連勝を飾った現役馬タッチミーノットといった地力の高い産駒を送り出しています。父に2008年首位種牡馬アグネスタキオンを得たタッチフォーゴールド09は、兄姉を越える、重賞競走での頑張りが期待されるところです。母系は加、米で超大物競走馬を輩出しているエリート一族。祖母ダイジンは、加G1シリーンSの勝ち馬で、その産駒から、G2フォールズシティHを制し、加古牝馬チャンピオンにも選ばれたセレネイディングが出ています。また、加3冠馬にして、1989年加年度代表馬のタイトルを得たウィズアプルーヴァル、米3冠競走のひとつG1ベルモントSを制したタッチゴールドの兄弟も、同じ母系の出身者となります。中距離戦で発揮される、持続力に優れたスピードが一族に共通する武器。タッチフォーゴールド09にも、この素晴らしい母系の特質が、必ずや伝わっているはずです。



(管理調教師のコメント) 

―― 実馬を見られた、印象をお願いします。

写真を見ても分かる通り、綺麗な黒鹿毛でインパクトのある馬体をしていますよ。サイズも理想的で、競馬では480~500kgでレースできるんじゃないかな。適度な重厚感と威圧感を持っているし、第一印象から気に入りましたよ。首差しから背中~お尻のラインが理想的ですし、骨量も豊富で男馬らしい身体つきをしていますね。馬体的に不安な箇所は見当たらない馬です。

―― 気性面はいかがですか?

従順な表情をしていますので、現段階では調教しやすいタイプだと思っていますよ。

―― 使いだしの時期をお聞かせいただけますか。

乗り出してから決めることになりますが、いまのところは秋以降のデビューをイメージしています。


(Copyright@TOKYO THOROUGHBRED CLUB)




2010/08/28

シルクオールディー、阿寒湖特別勝ち!



昇級初戦で見事1着! 
父マンハッタンカフェも、このレースの勝利をきっかけに秋は大舞台へ
躍り出ただけに縁起がいいですね。この後、父同様、トライアルから
菊花賞へという予定になると思います。

(Copyright@Silk Horse Club)



レッドシャンデル、時間をかけて立て直し


10.08.27 

(ファンタストクラブ)
米田氏「牧場に来てからいろいろチェックしましたが、どうやらトモ、特に左トモに負担が掛かっていたようなので、先週の土曜日に笹針を行いました。結構、疲れが溜まっていたようなので、長めに舎飼(おそらく2週間くらい)の期間を取ろうと思っています。うちではゲートもそつなくこなしていたのですが、やはり接する人や環境が変わって心身に負担が掛かってしまったのかもしれませんね。牧場に着いてからは気持ちも落ち着いています。焦ることなくシッカリ立て直してやりたいですね」



当初の予想以上に疲れが溜まっていたようです。
気性面での幼さをまだ抱えているだけに、入厩による環境の変化が大きな
負担だったのでしょう。
笹針をしたとのことなので、しばらくは時間がかかりそうです。
一旦リフレッシュさせ、それから再度調整を始めるとなると、年内は
難しいかも知れませんね。

(Copyright@TOKYO THOROUGHBRED CLUB)



2010/08/27

シルクオールディー、出走情報


シルクオールディー/札幌11R 阿寒湖特別(混) (芝2,600m)
14頭5枠7番 54kg 四位      発走16:40
前走快勝後はここを目標に定め、中間は前走の疲れを取る事に重点を置いて調整されて
おり、調教助手は「今週のウッドチップは走りづらい状態だったけど、それでも終い
12秒台で上がってきたね。まだ馬が緩くて素質だけで走っている現状ですが、今回も
良い競馬が出来るようであれば、来年が楽しみになるよね。この馬は、まだまだ伸び
しろがあるよ」と話し、北村浩平騎手は「最終追い切りは、まずまずの動きでした。
追ってからしっかりハミを取って走っていましたし、良い意味で遊びがあるから、長い
所は良さそうな馬ですよ」と話しています。また調教師は「前走はメンバーがあまり
にも手薄だったので、仕上がり途上で急遽使うことになったけど、しっかり勝って
くれたのは良かったね。使った後、少し疲れはあったもののすぐ回復したし、ここまで
しっかり乗り込めたので、前走より良い仕上がりで使えると思います。クラスが上がる
ので相手との力の差はわからないけど、勝っても負けても神戸新聞杯を使ってみたいと
思っているので、楽しみにしています。使った後は函館に移動してから栗東に戻ること
になると思います」と話しています。


クラスも上がり、数頭手強そうな相手もいますが、前走よりも良い
仕上がりとのことなので、期待したいですね。
勝っても負けても次は神戸新聞杯を予定しているとのこと。
世代トップクラスの馬達にチャレンジするためにも、内容のある
レースを見せて欲しいものです。



レッドシェリフ、弾むような柔らかな走り


10.08.26 

(橋口厩舎)
乗り運動で逍遥馬道を通り、坂路下角馬場でダク10分、その後、軽めに坂路1本。
栗東坂路 72.6-54.0-35.8-17.9 馬なり
橋口調教師「追い切ったことで気持ちが前向きになり、ヤル気に満ち溢れていましたね。動きに素軽さも出てきましたよ。常歩では少し硬さのある歩様も、キャンターでは弾むよう柔らかな走りをしているので心配ないでしょう。体に締まりが出て、ハリ・ツヤも良化。以前の幼い体型が、だいぶ格好良くなってきた。今のところ、脚元等にも不安はなく順調だよ」



昨日の追い切りに引き続き、2日連続で坂路で時計を出しています。
今日の橋口調教師のコメントだと、かなり雰囲気は良さそうですね。
馬体の雰囲気から、パワフルな走りを見せるのかと思っていましたが、
意外にも素軽くて、柔らかな走りを見せているとのこと。
体も絞れてきているようですし、デビューに向けて着実に進んでます。

ホームページで、デビュー予定が9月20日の阪神芝1400mとアップ
されました。鞍上の予定は小牧JK、手腕には何ら不安もありません。
あとは順調に調教を積んでゲートインすることを願うばかりです。




2010/08/26

シルクオールディー、調教時計


北村浩25函W稍   71.7- 54.8- 39.3- 12.4 G前一杯追
シルクガブリエル(三未勝)一杯の内を0.6秒先行3F付1.0秒先着


しっかり追って時計を出しています。
終い12秒台前半で上がってきており、良い追い切りができたのでは
ないでしょうか。



シルクオールディー、馬体のバランスが良くなってきた


函館Wコースでキャンターの調整で、18日と25日に併せて時計を出しています。
調教助手は「一回使ったことで、だいぶ体の張りが戻ってきました。休養から
戻ってきた頃は、腹ばかりが目立っていましたが、肩や背中の筋肉が膨らんで、
バランスが随分良くなってきました。これで輸送をかけると、丁度良い体で
レースを使えるんじゃないかな」と話しており、今週土曜日の札幌・阿寒湖特別
に出走を予定しています。


今週末の阿寒湖特別に向けて順調に調整が進んでいるようです。
ここに来て馬体も更に良くなってきているようですし、とても良い状態で
レースに臨めそうです。



パームアイランド、15-15まで進める


天栄ホースパークでウォーキングとダクで5000mとキャンターで坂路2本の調整です。
先週は坂路中心に15-15の調教を付けられており、牧場長は「先週は状態を確認する
意味で、15-15まで進めてみました。若干息遣いは気になりましたが、思ったより
動きは良かったです。馬体もだいぶしっかりしてきたし、今後は調教にメリハリを
付けながら、体力強化を図っていきたいと思います」と話しています。


ようやく1歩前進が見られました。
この調子で、少しずつでも良いので前に進んでいけるといいですね。



レッドシェリフ、デビュー戦決定?


10.08.25 

(橋口厩舎)
乗り運動で逍遥馬道を通り、坂路下角馬場でダク10分、その後、坂路にて併せ馬で追い切る。
栗東坂路 55.3-39.2-25.3-12.7 一杯
橋口調教師「今日は坂路でカレンナホホエミとの併せ馬。カレンナホホエミを半馬身ぐらい後ろに従え、ぶれのない安定したフォームで駆けていましたよ。前半がゆっくりだったけど、終いもリズム良く、しっかり走れていたからね。前回追われたことで動きは良くなっています。今日の感じなら、阪神2週目の1400mぐらいからデビューしても良いかもしれないね」
小牧騎手「追い切り2本目にして、終い12秒台なら上々だよ」



2回目の追い切りを坂路で行いました。
小牧JKが乗ったためか、前回に比べれば安定した時計になっています。
終い12秒台というのもなかなかですね。

橋口調教師から、初めて具体的なデビュー戦のアイデアが出されました。
1400mと短めの距離から始動になりそうですが、これからの時期、芝の
長目の距離はメンバーも揃うでしょうし、まずは短めのところで1勝を
狙うというのは良いかもしれません。
今回追い切りに騎乗し、今や橋口厩舎の主戦である小牧JKがデビュー戦の
手綱を取ることになるのでしょうか。



2010/08/21

レッドシャンデル、ファンタストへ到着


10.08.20 

(ファンタストクラブ)
米田氏「うちにきてから常歩で歩様の確認をしましたが、左前を少し気にするような素振りを見せています。また、トモから飛節にかけて擦ったような痕も見られますね。これはきっとゲートでやってしまったのかな。戻ってきてテンションが上がっているので、競馬場でもヤンチャしてしまったのかもしれませんね。まずは気持ちを落ち着かせて、しっかり立て直したいと思います」



ファンタストへ無事に到着したようです。
やはり左前に違和感があるようなので、ここは無理せずしっかり治して
もらいたいところ。
テンションが上がっているのは気になりますね。慣れたファンタストの
環境でリラックスできると良いのですが。





2010/08/20

レッドシェリフ、前向きな走り


10.08.19 

(橋口厩舎)
乗り運動で逍遥馬道を通り、坂路下角馬場でダクを10分。その後、軽めに坂路1本。
栗東坂路 72.8-54.8-35.4-17.0 馬なり
橋口調教師「昨日の午後からの様子と、今日の出がけの歩様等をチェエクして、追い切りの反動を見せていなかったので、今日も軽めに坂路登坂。元気の良い脚取りで、動きがフレッシュだね。時折、ハミをいたずらする様な素振りは見せていたけど、気持の前向きさが走りに表れている。まだ暑いから注意しないといけないけど、ビシビシやっても、へこたれなそうだね。若馬なので、日々の状態を良く注意しながら、しっかり乗り込んでいくよ」



前日の初めて追い切りの反動も無く、2日連続で坂路に入っています。
この馬に関しては、常に「前向き」や「まじめ」という評価がコメントに
出てくるので、気性面に関しては安心して見ていられそうですね。



2010/08/19

レッドシャンデル、左トモ跛行でファンタストへ放牧


10.08.18 

(札幌競馬場)
角馬場で体をほぐした後、馬場にてキャンター2周乗。その後、ゲート練習。
担当助手「今日もゲートに縛って練習しましたが、帰りしな、左トモに跛行がみられました。ゲートから出す時に、少し捻ってしまったようです。このまま無理に練習しても良くないので、心身の立て直しを図ることにしました。明日、ファンタストクラブに放牧に出します」



左トモに跛行が出てしまったようです。
まだまだ気性面のリスクを抱える馬だけに、治療も兼ねて一旦牧場に戻す
のは、精神面でも良いのではないでしょうか。
しっかりリフレッシュして、戻ってきて欲しいですね。


レッドシェリフ、初めての追い切りとしては上々の動き


10.08.18 

(橋口厩舎)
乗り運動逍遥馬道を通り、坂路下角馬場でダク10分、その後、坂路にて併せ馬で追い切る。
 栗東坂路 56.2-40.8-27.2-14.1 一杯
橋口調教師「併せるとヤル気を出し過ぎるので、今まで単走の稽古でしたが、今日はしっかり併せて追い切りました。やや気持が前のめり気味でしたが、ぶれのない安定した走りをしていたね。終い一杯になったのは、道中が速くなってしまったせいで、仕方がない。時計もちぐはぐになってしまっていたけど、初めてにしては上々の動きだったと思うよ。阪神でのデビューに向け、しっかりと乗り込んでいきます」
担当助手「入厩当初は少し硬さを感じたけど、乗り込んできたら、良いフットワークになってきたよ。今日は初めての追い切りだったからね。まだ、これからですよ」



ゲート試験にも無事合格し、いよいよデビューに向けた本格的な調整
が始まりました。
まずは初めての本格的な坂路での追い切り。時計的には今ひとつの
内容でしたが、動きそのものは悪くなかったようです。
阪神でのデビューも明言されましたので、このまま順調に進むことを
期待したいですね。



2010/08/18

シルクオールディー、調教時計


(2010-08-18)
助 手18函W良 68.3- 53.0- 39.2- 12.8 馬なり余力
        ランギット(二未勝)一杯の外0.4秒先着


前走の疲れもあってか、併せ馬ですが馬なりで時計を出しています。
秋の連戦に向けて馬体重の維持も課題ですので、今週は軽めの調整で
十分でしょう。



シルクオールディー、次走はしっかり仕上げる


(2010-08-16)
レース後も順調で、軽めの運動の調整です。調教助手は「前走は仕上がり途上という
こともあって、レース後は疲れが出ましたが、今週には回復しています。次走は、
予定通り来週の阿寒湖特別へ向かいます。次はしっかり仕上げて臨みたいと思います」
と話しています。


前走後、疲れが出たようですが、すでに回復しているとのこと。
一つ叩いて息も出来ているでしょうし、来週の出走が楽しみです。


(Copyright@Silk House Club)

2010/08/17

パームアイランド、依然としてスロー調整


(2010-08-16)
天栄ホースパークでウォーキングとダクで5000mとキャンターで坂路2本の調整です。
先週も坂路中心に20秒程度の調教を付けられており、牧場長は「これからの馬なので、
少しゴツゴツした印象はありますが、成長とともに変わってくるでしょう。今の感じ
で乗り込んで、力を付けていければと思います」と話しています。


状況は平行線です。ササ針以降、どうもペースが上がりません。
デビューは確実に年明けまでずれ込みそうですね。
多少なりとも目処が立つような話が出てくれば良いのですが…

(Copyright@Silk House Club)


2010/08/14

シルクホースクラブ、2010年募集検討


東京TCの優先期間申し込みも終わり、次はシルクの2010年募集の検討へ。
例年に比べ、ラインアップは良くなっているのではないでしょうか。

会員優先申し込み期間は8月25日までですが、よほどのことが無い限り
大抽選会にはならないのがシルクの良いところ。慌てずじっくり検討を
進めたいと考えています。
今年はシルクの抽選会で当たった「どれでも好きな馬一口出資権」が
あるので、これを踏まえた馬選びになります。単純に今回一番高額な
ディープ産駒(シルクで一口8万円!)にいこうかと考えましたが、
個人的にNGの岡田厩舎ということで、変な欲を出さず、素直に欲しいと
思える馬に使うことにします。

カタログとDVDを観てきた中で、面白そうだと感じた馬は以下の通り。

1) シルク9-10(牡) 
 父:ダンスインザダーク、母:サラトガデュー、母父:Cormorant
 シンコーファーム産(→なぜシルクへ??)
 プラス面:伸びやかな馬体で、これまでの産駒実績も良い。
 マイナス面:母が高齢(20歳での出産)

2) シルク9-14(牡)
 父:ネオユニヴァース、母:ビットオブファット、
 母父:エンドスイープ
 社台白老ファーム産
 プラス面:まっすぐに伸びた四肢。母系の良さ
 マイナス面:価格。今回のシルクの目玉であるヴァルパライソの
 産駒と同じ価格とは。それだけ出来が良いのかも知れませんが。

3) シルク9-15(牝)
 父:キングカメハメハ、母:グラスファッション母父:リアルシャダイ
 ノーザンファーム産
 プラス面:バランスの良さそうな馬体。母の産駒実績の良さ
 マイナス面:厩舎がちょっと…(シルクの主力厩舎ですが)

4) シルク9-25(牡)
 父:タニノギムレット、母:ドリームキセキ、母父:フジキセキ
 笠松牧場産
 プラス面:音無厩舎。柔らかみのある歩様
 マイナス面:補償制度対象外

5) シルク9-26(牡)
 父:キングヘイロー、母:ヒカルバイオレット、母父:マルゼンスキー
 社台白老ファーム産
 プラス面:張りのある馬体。キングヘイローの典型的な成功配合
 マイナス面:母の産駒実績がこれまでのところイマイチ。

6) シルク9-27(牡)
 父:アドマイヤムーン、母:ビービーバーニング、
 母父:バブルガムフェロー
 坂東牧場産
 プラス面:坂東牧場での育成。
 マイナス面:サンデーの3X3というインブリードがどう出るか?

7) シルク9-30(牡)
 父:タイキシャトル、母:ロイヤルオーキッド、
 母父:サクラバクシンオー
 マークリ牧場産
 プラス面:力強く、伸びやかな馬体。今をときめくスカーレット一族
 マイナス面:短距離専門の配合(うまくいく可能性もありますが)

8) シルク9-3(牝)
 父:スペシャルウィーク、母:ラスキンウォーク、
 母父:Machiavellian
 桑田牧場産
 プラス面:綺麗なラインの馬体。意欲的な配合。松田厩舎
 マイナス面:プラスでもある松田厩舎がマイナスになる可能性も


今のところ、牡では9-26、牝では9-3が第一候補。
難しいのは9-25。馬の出来、価格、予定厩舎を考えると優先期間で満口に
なる可能性もありそう。補償対象外なので、ギリギリまで様子見したい
ですが。

「どれでも好きな馬一口出資権」が優先期間中は使えないので、9月以降
の一般申し込みが始まるまで、もうしばらく考えてみたいと思います。
シルクのベテランの皆さんもきっと様子見を決め込むでしょうから、
慌てることはない、ということで。


レッドシャンデル、札幌で調整を続ける

10.08.12 

(札幌競馬場)
担当助手「今日は縛ってゲート練習をしました。ひとまず観念はしていたようですが、今後のことはもう少し様子を見てから決めたいと思います。昨日も言いましたが、レースに合わせて無理に詰め込むと良くないので、あくまで状態に合わせて調整していこうと思います」



とりあえず札幌滞在でデビューに向けた調整が進められるようです。
ここまでくれば慌てることもないので、しっかりとゲート練習を積んで
もらいたいと思います。



レッドシェリフ、坂路で素軽い走りを見せる


10.08.12 

(橋口厩舎)
乗り運動で逍遥馬道を通り、坂路下角馬場でダクを10分、その後、軽めに坂路1本。
栗東坂路 67.5-50.6-33.5-16.6 馬なり
橋口調教師「台風の影響で大雨が降っていましたが、特に気にすることなく、黙々とダクを踏んでいたよ。気持ちのしっかりとした真面目な子なんだろうね。坂路では素軽い走りを見せていたよ。レースの距離は、まだ速いところをやっていないのでイメージがつかないが、まぁ短いところではないと思う。明日はゲート試験を受ける予定でいます」



馬体のイメージからは、パワーが売りになるのかと思っていましたが、
意外にも素軽い走りを見せているとのこと。これは楽しみです。
大雨にも気を取られることなく調教ができる集中力もいいですね。




2010/08/13

レッドシャンデル、ゲートに手こずる


10.08.11 

(札幌競馬場)
角馬場でダクとハッキングで調整後、ダートコースを2周。その後、ゲート練習。
担当助手「さらっとゲートに合格して競馬に向けての調整を進めていく予定でしたが、寄りが悪くなってしまいました。元々、かん性がきつく、頭も良い馬なので、あまり根をつめても良くないですね。無理に入れると、座り込むか、立ち上って、ひっくり返ってしまいそうな雰囲気もあります。明日はゲートに縛って練習してみます。このままこちらで練習を続けるか、栗東に戻して改めて練習するかは、明日の雰囲気次第。レースの予定は白紙に戻すことにします」



ゲート練習で手こずっているようです。
コメントにもある通り、元々気性面の問題があるだけに、馬が本当に
ゲートを嫌がることにならないよう、練習を進めて欲しいですね。

この暑い時期に栗東に送るのは負担も大きいでしょうから、引き続き
札幌で調整ができると良いのですが。




レッドシェリフ、ここまでは優秀


10.08.11 

(橋口厩舎)
乗り運動で逍遥馬道を通り、坂路下角馬場でダク10分、その後、軽めに坂路1本。ゲート練習。
橋口調教師「坂路では小気味の良いフットワークで登板していたね。ゲートは、扉の開いた広めのゲートを通過させ、まずは雰囲気の確認。寄りも問題ないし、落ち着いてもいたので、普通のゲートから出してみました。先週、しっかりと出しているので、今日は少し外に逃げつつも、他馬に遅れを取ることもなかったよ。ダッシュ時も他馬にしっかりと体を合わせ、まっすぐに走っていたからね。優秀、優秀。これなら明後日、試験を受けられる。しかし、乗り込まれて、大分スッキリとしてきたけど、シルエットはハーツっぽくないなぁ。腹周りが幾分スッキリとしても、脚が短いんだ。母父のストームキャットの方が出ているのかもね」
担当助手「ここにきて少し馬っ気が強い。ただ、それ以外は物覚えも良いし、走る気もある。ここまでは優秀。今のところ、脚元等の心配もないし、飼い葉も良く食べるよ。これなら阪神デビューに向けてやっていけるね。楽しみだよ」



先週同様、ゲート練習がメインの調教です。
橋口調教師と担当助手の両方から、ここまでは優秀とのコメントを
もらっているので、順調に調教が進んでいるのだと思います。

やはり母父のストームキャットの血が強そうですね。
早めに1つ勝つには、ストームキャットのスピードとパワーは大きな
武器になると思うので、ここは良い方に期待しましょう。



2010/08/12

シルクオールディー、次走は阿寒湖特別


(2010-08-09)
先週優勝しました。道中は6番手でレースを進めると、3コーナーから徐々に押し
上げ、前を射程圏に入れて4コーナーを回りました。そして迎えた直線では早々に
先頭に立ち、そのまま逃げ込み態勢に入ると、余裕で後続の追撃も抑え、人気に応えて
2勝目を飾っています。レース後、特に不安は無い様で、次走については今のところ、
札幌3週目・阿寒湖特別を予定しています。


次のレースは、1000万下の特別戦、阿寒湖特別になりそうです。
クラスが上がり、ペースが多少速くなった方がこの馬にはレースが
しやすいような気がします。
次も勝てれば、菊戦線が見えてきます。頑張って欲しいですね。



2010/08/11

東京TC、2010年募集申し込み


今週金曜日消印が優先出資期間の締め切りになっている東京TC。
カタログが届いてから2週間、DVDも含めて見続けた結果、まずは優先期間
で1頭だけ申し込みすることにしました。

申し込んだのは…

タッチフォーゴールド09
父:アグネスタキオン、母の父:Mr. Prospector
社台ファーム生産、橋口弘次郎厩舎、1口5万円

     (Copyright@TOKYO THOROUGHBRED CLUB)

アグネスタキオンは2009年産がラストクロップということで、是非
出資してみたいと考えていた種牡馬。脚元の故障が多いというリスクは
ありますが、一方で能力が高い仔が多いのも事実。やはり東京TCでは
社台系での生産馬を、ということでこの馬でまずは応募を決めました。
カタログよりもDVDの方が良く見せていましたね。
測尺も厩舎も全く問題ありませんし、価格も極めてお手頃。おそらくは
抽選になるでしょう。

昨年に比べ、ラインアップは小粒になったな、というのが今年の東京の
第一印象。この馬の次となると、シシーダルザス09が良さそうですが、
こちらも優先期間で満口になる可能性がありそうなので、抽選に漏れた
場合の次候補にはかなり頭を悩ませることになりそうです。



パームアイランド、まだまだ我慢の調教


(2010-08-09)
天栄ホースパークでウォーキングとダクで5000mとキャンターで坂路2本の調整です。
先週も坂路中心に20秒程度の調教を付けられており、牧場長は「馬はだいぶ良く
なってきたし、徐々に進めたいところですが、やはり先々を考えると、ここで
しっかり力を付けた方が良いでしょう。もう少し我慢の調教を続けます」と話して
います。


ここ数週間と内容的には全く変わらないコメントです。
先々をどう考えて、どのような力をつけたいのか、もう少し明確にして
ほしいですね。今週のテレサでは、他馬でもまるでこのコメントをコピペ
したようなものがありましたし、改めて天栄での育成に不安を覚えます。
早く関西近郊の育成牧場に移動できる状態になれば良いのですが…



2010/08/10

シルクオールディー、レース後コメント


四位騎手「脚はあるのに、ずっと物見をしてフワフワしながら走ってるんだよ。まだ
本調子ではないと聞いていたし、遊びながら走って勝っちゃうんだから、やっぱり能
力があるよ」

昆 師「メンバーを見て、急遽使う事にしたけど、札幌で6本やっていたから、だい
たい息は出来ていました。今のところ、次走は札幌3週目の阿寒湖特別を予定してい
ます」


四位JKのコメントからは、1000万下クラスでも十分戦えそうですね。
次は8月28日の阿寒湖特別を予定しているとのこと。今回勝った距離
ですし、次も期待したいですね。



シルクオールディー、2勝目をあげる



見事1番人気に応え、2勝目をあげました。
新潟の未勝利戦と同じく、早めの仕掛けから4コーナーでは先頭集団に
取り付き、そのまま押し切る競馬でした。
エンジンのかかりが遅い今の時点では、このような競馬が一番合っている
と思います。
しかし、道中遊びながら走るのは相変わらず。これが改善されれば、
クラスが上がっても十分戦えそうです。



(Copyright@Silk Horse Club)



2010/08/07

シルクオールディー、出走情報


函館7R 500万下 (芝2,600m)
12頭 54kg 四位  発走14:10
先々週の登録を見送ると、札幌開催に向かう予定でしたが、検討の結果、今週出
走する事になり、調教師は「想定のメンバーを見るとメンバーも手薄だったし、
ビッシリ仕上げて使うよりは、1度使って次走でしっかり勝ち負けできるように
持っていきたいので、今週使うことにしました。追い切りの本数は十分足りてい
るので、競馬に行ってもそれなりに走ってくれると思います」と話し、厩務員は
「環境にも慣れて、だいぶ落ち着いてきました。体も戻ってきていますよ」と話
しています。


日曜日の2600m戦への出走が決まりました。
昆調教師のコメントにもある通り、ここを一叩きして、次の札幌戦で
勝負ということでしょうが、メンバー的には休み明けでもチャンスが
ありそうな感じです。前走のような鋭い末脚を見せてほしいですね。



レッドシェリフ、集中した走り


10.08.05 

(橋口厩舎)
乗り運動で逍遥馬道を通り、軽めに坂路一本後、ゲート練習。
栗東坂路 67.0-50.0-33.5-16.7 馬なり
「今日は、坂路1本登板後、ゲート練習。入り、駐立は問題ない。後はスタートだけ教えればいい状態だけど、あまりしつこく練習すると、暑さもあるので、バテてしまう。今日は普通のゲートから一回のみの発進にしておいたよ。両隣に馬を置いて真ん中に挟まれる形でスタート。一頭はもう試験に合格している馬。スタートが切られると、横の二頭について行く形で、うんしょと慌ててスタート。昨日はトコトコとゆっくりの発進だったから、一歩前進かな。今日で出方は覚えたと思うよ。明日は体調と暑さとの相談になるから練習するかわからないけど、この感じなら来週には試験を受けられるかもしれない。登坂時は単走だけど、集中してしっかりと走れているよ。本当は2歳だから、併せた方が馬も騎乗者も安心だけど、結構行きっぷりがいいからね。併せてしまうと時計が速くなってしまうから、あえてやらないんだよ。ゲートが受かるまでは強い負荷をかけたくないから、今の様な感じで乗り込んでいくよ」



引き続き、ゲート練習をメインに調教が積まれています。
暑さもあるので、じっくり進めてもらっているようです。
まだ速いタイムは出していませんが、走りっぷりに関するコメント
からは結構期待できそうですね。



レッドシャンデル、札幌競馬場に入厩


10.08.04 

(札幌競馬場)
「先週末、無事に入厩しましたが、ピリピリとしたところがあって、少し環境に慣れるのに時間がかかりそうな印象です。それでも、牧場の方できちんと乗り込まれていたので、この時期入厩してくる2歳に比べればしっかりとしているし、行儀は良いですよ。基本的には素直で、人が好きみたいです。近寄るとすぐに寄ってきて、しきりに甘えてくれます。女の子らしくて可愛いですね。今日はキャンターを乗った後、早速、ゲート練習を行いました。入り、駐立、問題なしですね。出はさすがに遅めでしたが、今日出したので、明日はもっとタイミング良く出られるでしょう。明日、試験を受けてみますね。今のところ、札幌2週目の芝1200mを四位騎手で考えています。そこに向けてしっかり調整していきますね」



無事、札幌競馬場に入厩、ゲート練習を始めています。
当初心配されていた気性面も問題なさそうですし、目標レースに
向けてしっかり調整を進めて欲しいですね。



2010/08/05

レッドシェリフ、ゲート練習開始


(2010-08-04)
(橋口厩舎)
軽めに坂路1本登板後、ゲート練習。その後、
坂路上の角馬場で20分のウォーキング調整。
栗東坂路 67.8-50.1-33.6-16.8 馬なり
橋口調教師「今日は坂路一本登坂後、ゲート練習。入り、
駐立はスムーズだね。騎乗者の指示に、従順に従っていたよ。気持が安定して雰囲気も良かったので、消音のゲートから出すところまでやってみたけど、扉が開いても反応せずにボーっと立っていたよ。ただ、発進を促したらトコトコと出ていったし、良い練習ができたと思う。扉が開くアクションにも驚いていなかったし、後は出るのを覚えればいいだけだからね。今日はこれぐらいで十分。明日はもう少し強く出すから、その時の反応と走りの感じで、だいたい試験の日取りの予定が立つんじゃないかな」
担当助手「素直で大人しい馬ですが、こちらが油断していると、
こっそり他馬に近付いて蹴ろうとするところがあるんですよ。走りは手先の軽さを感じるし、悪くないですよ」


橋口厩舎でゲート練習を始めています。ゲートを嫌がることはない
ようなので、一安心。

走りは手先の軽さを感じるというのはいいですね。がっちりとした
馬体だけに、軽さを感じるというコメントは大きなプラス材料かと
思います。

こっそり他馬に近づいて蹴ろうとするという、なかなか素敵な
おまけコメントがついていますが、これは勝ち気な面があるという
ように、プラスに解釈しましょう!



2010/08/04

シルクオールディー、調教時計


(2010-08-04)
シルクオールディー/助 手4札ダ良 84.8- 68.7- 53.0- 39.5- 12.3 一杯に追う

長目から追って時計を出しています。
終いもしっかり伸びているので、調子は良さそうですね。



シルクオールディー、ハミを抜いて走れるようになってきた


(2010-08-02)
札幌ダートコースでキャンターの調整で、28日と1日に時計を出しています。
調教助手は「ぼちぼちですね。ここに来てだいぶハミを抜いて走れる様になってきて
います。先週自分が跨っての計量で534kgありましたから、474kgくらいですね。徐々に体は戻ってきていますよ。一応今週も番組があるけど、札幌が始まるまで待った方が良いんじゃないかな」と話しています。


ハミを抜いて走れるようになってきたというのは朗報ですね。
あとは勝負所での反応ですが、これはレース慣れしかないでしょう。
馬体重は474kgまで回復しているとのこと。この馬体重は前走出走時と
同じぐらいですね。出走前の追い切りを考えると、もう少し増やして
おきたいところですね。