2010/01/21

オールディー、お釣り残しの状態で調整中


(2010-01-18)
北海道・フロンティアスタッドで調整中です。
ウォーキングマシン60分、屋外坂路をじっくり歩かせてから、屋内
トラックでダク1,200mとキャンター3,600mの調教をつけられています。
牧場長は「小回りのトラックなので、時計は出せませんが、その分
距離を乗りながら息を整えています。栗東までの輸送を考慮して、
当然お釣りのある状態にしてあります」と話しています。


帰厩を前提とした調整が進められているようです。
初めての栗東までの長距離輸送が控えているので、
お釣り残しの状態で留めていることには賛成です。
あとはこの中途半端な状態が長引かないよう、早く
帰厩日程が確定することを祈るばかりです。


2010/01/17

過去のシルク出資馬(7) シルククローチェ (2)


シルククローチェ、1歳時の写真です。
改めて見ると、この時期から腹袋の目立っており、
父グラスワンダーの特徴がよく出た馬体をしていますね。


(2004-01)
(2004-03)
(2004-05)
(2004-07)
(2004-09)
(2004-11)
(Copyright@Silk Horse Club)

2010/01/16

アイアンブリッジ08、バネのある動き


10.01.15 

(ファンタストクラブ)
マシン運動30分、常歩2000m、屋内角馬場ハッキング、屋内

ダート1600m、坂路1000m。
米田氏「年末年始に1週間~10日ほど楽をさせましたが、また元の

メニューに戻しているところです。乗り出してからも悪いクセは出していないし、屋内外の坂路を使うことで、馬も気分転換が図れているようです。相変わらずバネのある良い跳びを見せていますし、相当に動いてくれるだろうという評価に変わりありません。ただ、もう少し落ち着きが出てこないと、トレセンに行った時に飼食いの面で心配があるので、そのあたりをしっかりケアしながら進めていきたいです」



デルモニコキャット08同様、アイアンブリッジ08の近況
更新も月2回のペースになりました。

相変わらず素質面に関する評価は高いですね。
「相当に動いてくれるだろうという評価には変わりない」
というコメントは心強いです。この時期でこのような
コメントが毎回出てくるのは、本当に手応えを感じられて
いるのでしょう。数々のG1馬を育てた実績がある所です
ので、この点は素直に信頼したいと思います。

課題は気性面とはっきりしているので、ファンタストさん
には引き続き頑張っていただきたいと思います。


(Copyright@ファンタストクラブ)

2010/01/15

デルモニコキャット08、本格調教前のリフレッシュ


10.01.15 

(社台ファーム)

マシン運動120分。馬体重502キロ。
担当スタッフ「育成に入ってからかなりいじめてきたので、直線コースに入る前に完全にリフレッシュさせたいと思います。どこか悪いところがあってというわけではなく、馬は元気にしていますよ。乗り出し時期を検討しています」



2歳になり、東京TCでの近況更新が月2回のペースに
なりました。また楽しみが一つ増えましたね。

まだ本格調教には移行していないようです。
完全にリフレッシュをということなので、馬の成長
段階を見ながら判断してくれていると信じましょう。


2010/01/14

オールディー、帰厩に向けた調整をはじめる


(2011-01-11)
北海道・フロンティアスタッドで調整中です。
ウォーキングマシン60分、屋外坂路をじっくり歩かせてから、屋内
トラックでダク1,200mとキャンター3,600mの調教をつけられています。
牧場長は「調教師と打ち合わせを行い、馬房の都合がつき次第帰厩
させる方向で話しをしました。まだ検疫の日取りはハッキリして
いませんが、今月中には目処が立つと思います」と話しています。

いよいよ帰厩に向けた動きが本格化しそうです。
今月中に目処が立つようであれば、2月末頃には出走に
こぎつけられるかも知れませんね。
移動までにしっかり馬体を増やして欲しいと思います。


2010/01/13

過去のシルク出資馬(6) シルクフォトグラフ (4)


シルクフォトグラフ、3歳時の写真です。
結局、3歳10月の未勝利戦1回の出走で終わってしまい
ました。
デビューすること、そして勝つことがどれだけ難しい
ことか、改めて実感させられた1頭でした。

(2005-03)
(2005-07)
(2005-10-15_東京3歳未勝利_14着)
(2005-10-15_東京3歳未勝利_14着)



2010/01/12

過去のシルク出資馬(6) シルクフォトグラフ (3)


シルクフォトグラフ、2歳時の写真です。
伸びがある馬体では決してありませんが、正方形に近い、
典型的な短距離向きの形をしていたと思います。


(2004-01)
(2004-03)
(2004-05)
(2004-07)
(2004-09)
(2004-11)
(2004-12)
(Copyright@Silk Horse Club)

2010/01/11

過去のシルク出資馬(6) シルクフォトグラフ (2)


シルクフォトグラフ、1歳時の写真です。
当歳での出資はリスクが大きいのは事実ですが、
こうやって成長の過程を楽しめるのは魅力です。

(2003-01)
(2003-03)
(2003-05)
(2003-07)
(2003-09)
(2003-11)
(Copyright@Silk Horse Club)


2010/01/10

過去のシルク出資馬(5) シルクオーディン (3)


シルクオーディン、3歳時の写真です。
(2004-02-01_東京3歳新馬_7着)
(2004-02-01_東京3歳新馬_7着)
(2004-02-14_東京3歳未勝利_10着)
(2004-2-29_中山3歳未勝利_5着)
(2004-03-19_中山3歳未勝利_6着)
(2004-03-27_中山3歳未勝利_8着)
(2004-05)
(2004-07)
(2004-08)
(2004-09-18_中山3歳未勝利_13着)
(Copyright@Silk House Club)


2010/01/09

過去のシルク出資馬(5) シルクオーディン (2)


シルクオーディン、1〜2歳時の写真をまとめてupします。
(2002-11)
(2003-03)
(2003-05)
(2003-07)
(2003-09)
(2003-11)
(Copyright@Silk Horse Club)


2010/01/08

過去のシルク出資馬(7) シルククローチェ (1)


シルク7頭目の出資馬はシルククローチェ。
初の社台系生産馬への出資となりました。

シルククローチェ
父:グラスワンダー、母:ロワイヤルハイネス
母の父:ノーザンテースト (血統
2003年2月7生、牡、ノーザンファーム産
美浦、尾形充弘厩舎 総額2000万円、1口4万円
戦績

父グラスワンダーは現役時代、ずっと馬券を買い続けて
応援していた馬。朝日杯3歳Sで持ったまま4コーナーで
大外をまくって上がって行った姿を今でも思い出します。
母のロワイヤルハイネスも実際に競馬場でレースを見た
ことがあり、父、母ともに思い入れのある馬ということで
出資を決めました。

調整に手間取り、デビューは3歳4月になりました。
最初の3戦はマイル以下の距離で結果を出せず。4戦目で
ダート中距離に矛先を転じてから3戦連続2着と実績を
残し始め、7戦目の札幌ダート1800mで藤田騎手を鞍上に
逃げ切り勝ちを収めました。
その後は脚元の不安もあり、結局この1勝止まり。
12戦1勝2着3回という実績で中央から福山競馬へ移籍。
しかし、勝ち星は挙げられないまま引退となりました。

デビュー前の調整が順調に進み、脚元の不安がなければ、
ダート中距離でもう一つ二つは勝てたのではと思います。


2010/01/06

デルモニコキャット08、社台ファームも期待


阪神サラブレッドクラブさんが、またデルモニコキャット
08の近況レポートをしてくれました。

まだ本格的な乗り込みが始まっていないので、詳しい
コメントではありませんが、馬体の充実ぶりや血統からも
面白そうな一頭、という評価をされているようです。

芝、ダートともにいけそうというのは選択肢が広がって
いいですね。距離的にはマイルから2000mぐらいという
見方のようです。ダートも視野に入れるとなると、
ちょうど良い距離適性かもしれませんね。

本格的な調教が始まってからの評価がどのように変わるか、楽しみです。




(Copyright@阪神サラブレッドクラブ)

写真は、また阪神サラブレッドクラブさんのご好意で
いただくことができました。ありがとうございました。


2010/01/05

オールディー、体がふっくらしてきた


(2010-01-04)
北海道・フロンティアスタッドで調整中です。ウォーキングマシン
60分、屋外坂路をじっくり歩かせてから、屋内トラックでダク
1,200mとキャンター3,600mの調教をつけられています。
牧場長は「通常の日曜日と元旦は、ウォーキングマシンの運動
だけにしましたが、今週から通常のメニューに戻しています。体が
フックラしてきたのも良い傾向だと思います」と話しています。

相変わらずのペースで調整が進められているようです。
体がふっくらしてきたというのはいいですね。以前から
馬格の割に体が薄いとの指摘があったので、今後もこの
傾向が続くと良いのですが。


2010/01/04

過去のシルク出資馬(6) シルクフォトグラフ (1)


シルク6頭目の出資馬はシルクフォトグラフ。
兄シルクインザライトがそこそこ走ったことに気を良く
して弟にも出資を決めました。

シルクインザライト
父:ニホンピロウィナー、母:ドゥヤワナ
母の父:Danzig (血統
2002年4月2日生、牡、メイプルファーム産
美浦、宗像義忠厩舎、総額1200万円、一口2.4万円
戦績

(Copyright@Silk Horse Club)

ニホンピロウィナーとDanzigの組合せですので、当然
短距離路線での活躍を期待していました。
生産牧場のメイプルファームさんに見学へ行った際には、
胸前の幅が広くて心肺機能は良さそう、との評価でした。

3歳1月にはデビュー直前までいくものの、屈腱炎を発症し
休養。その後回復したものの、脚元の不安はつきまとい、
結局1回出走して引退となりました。
どれぐらいのスピードを持っていたのか、一度は万全の
状態で出走させてあげたかったですね。


2010/01/03

過去のシルク出資馬(5) シルクオーディン (1)


シルク5頭目の出資馬はシルクオーディン。
初めて生産牧場まで愛馬の見学に行った思い出の一頭
でもあります。

シルクオーディン
父:タイキブリザード、母:カミングシチー
母の父:リヴリア (血統
2001年4月9日生、牡、桑田ファーム産
美浦、成島英春厩舎 総額1300万円、一口2.6万円
戦績

父のタイキブリザードは現役時代、非常に好きだった
馬でした。詰めが甘く、結局G1には届かずでしたが、
頭をぐっと下げたフォームでパワフルに先行する
スタイルは今でも思い出せます。
母父リヴリアがこの詰めの甘さを補ってくれるのでは、
と期待しての出資でした。

なんと、この馬はJRAの記録に残る馬となりました。
但し、残念ながら競争成績ではなく「馬体重」。
JRA史上最高出走馬体重622kgという記録を残して
います。普通の体制でゲート入りさせると、後ろの
扉が閉まらなかったという逸話もあります。
確かに、1歳時に桑田ファームへ見学に行った際にも、
一頭だけ全くサイズが違って驚いた記憶があります。

競争成績は、残念ながら6戦で5着入着が1回だけで
終わりました。やはり600kgオーバーというのは
サラブレッドとして大成するのは無理なのでしょう。

現在は、一般の方に引き取られて、福島にて余生を
過ごしているようです。この方のブログで、元気な
姿を見ることができます。
相変わらずデカイですが…


2010/01/02

アイアンブリッジ08、血統解説


アイアンブリッジ08は、父ネオユニヴァースとの間では
5代に渡ってクロスの発生しないアウトブリードになって
います。
一見、極めてシンプルな配合のように見えますが、実は
かなり興味深い血統構成になっているようです。

1)「Hyperion」と「Son-in-Low」ニックスの多重組み込み
 非常に有名なニックスで、スタミナを補完するのに
 効果的なようです。アイアンブリッジ08は、この
 ニックスが6本組み込まれているとのこと。
 詳細は、東京TC社員さんのブログに書かれています。

2) 父ネオユニヴァースと母の父トニービンの相性
 この配合では、複数の効果的な組合せクロスが発生する
 ようです。詳しくは「私的配合論」という、実際に馬産
 に携わられている方が書かれているブログで説明されて
 います。

これらの説明を読んでいると、アイアンブリッジ08に
対する期待が高まります!
  

2010/01/01

デルモニコキャット08、血統解説


2010年最初のブログは、やはり一番の期待馬デルモニコキャット08について。
父ハーツクライに魅かれて出資を決めた一頭ですが、
母のデルモニコキャット自身もアメリカで芝G3勝ちの
実績があり、一番仔の姉サタンズサーカスも芝G1
アメリカンオークス2着と、日本の高速馬場にも対応
できそうな芝向きの仔が出ると期待しています。

この馬の配合について、東京TCの社員さんが書かれて
いるブログ「きねうちドライビング!」でポイントが
解説されています。

配合面では、多重クロスのような派手さは無いものの、
名牝系ラトロワンヌを隠し味につかったシンプルな
構成になっているようです。
父、母とも競争実績を残している馬だけに、このような
シンプルな配合の方が父母の良さを生かすには良いの
かも知れません。