2010/11/14

ネイチャーガイド09、柔らかさと力強さを兼備した馬体


10.10.28 

1972年のG1英1000ギニーを制した欧州クラシックホース、ウォータールーを曾祖母に持つネイチャーガイド09は、日高町に所在する名門下河辺牧場が大きな期待を懸けている牝系の出身者です。現在、下河辺牧場の育成厩舎にいるネイチャーガイド09を訪れたときの第一印象は、“いかにも良血馬らしい、品の良さがある若駒だな”というものでした。育成、調教部門の責任者である下河辺隆行氏が語ります。

「こちらに移ってきた当初から、環境の変化に途惑うことなく、とても落ち着いて日々を過ごしています。まだ、屋内ダートコースで乗り込みを開始した段階ですが、何の問題もなく、順調に成長していると思います」

ネイチャーガイド09の父は、初年度産駒からG1オークス勝ちのサンテミリオン、G1ジャパンダートダービーを制したマグニフィカなどを出し、旋風を巻き起こしているゼンノロブロイ。ネイチャーガイド09も、優れたゼンノロブロイ産駒に共通した特徴が見られるのではと、下河辺隆行氏は指摘します。

「とても賢いし、柔らかさと力強さを兼備した馬体を持っています。これから調教を積み重ねていくことで、馬体面は、もっと素晴らしいものになってくると思います。入厩予定の古賀慎明調教師の期待も高いようですし、今後の楽しみが大きな若駒であることは確かですよね」

現在462キロと、夏場からの成長も著しいネイチャーガイド09。心身ともに鍛えられる秋を迎え、さらなる充実が望めそうです。



募集時に発表された馬体重400kgから大きく増えて462kgになっています。
このぐらい体重があれば、とりあえず心配はないですね。
古賀調教師の期待に応えられるような成長を見せて欲しいものです。

9月と10月に撮影された写真を見るとまだ腰高ですので、これから
更なる成長が期待できそうです。
もう少し胴に伸びが出て、トモに筋肉がつくと良いのですが。

(Copyright@TOKYO THOROUGHBRED CLUB)



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