2009/09/22

東京サラブレッドクラブの入会確定


シルクに続くクラブとして、東京サラブレッドクラブへ
入会しました。

やはり一口馬主をする以上、大きなレースを狙える馬を
持ちたいもの。早田牧場がバックにいた時のシルクならば
この期待もできたのですが、最近の状況では

キャロットも考えたのですが、あまりにも過熱気味に
感じたため、同レベルの良血馬が募集される東京TCに。
しかも今年の募集馬と価格はかなり魅力的! 
この状況だと、今年はかなり新規入会する人が多いのではないでしょうか。

出資予約だけはできていたのですが、本日書類と会員証が届いたので正式に入会確定です。
東京TCでの初めての出資馬は…

デルモニコキャット08
父:ハーツクライ、母:デルモニコキャット、
母の父:Storm Cat(血統
牡、栗毛、2008年5月8日生、社台ファーム産、橋口弘次郎厩舎 
総額2,400万円、1口60,000円
2009年8月時の測尺 : 馬体重438kg、体高153、胸囲172、管囲19.5cm



アメリカ競馬を舞台に、確実性の高い走りを示し続けてきた母系

 現役時代の母デルモニコキャットは米で走り、芝8.5Fで争われるG3ハニーフォックスS、準重賞のフローレスリーSなど計6勝をマークした一流馬でした。米で繁殖牝馬となり、芝10Fで争われるG1アメリカンオークス2着のサタンズサーカスを出産。2006年のキーンランド繁殖牝馬セールで社台ファームに購買され、翌春日本で、父にソングアンドアプレイヤーを持つ牝駒を産みました。そして、種牡馬入りしたばかりの名馬ハーツクライに交配されて誕生した牡駒が、このデルモニコキャット08ということになります。父サンデーサイレンス系×母父ストームキャットという組み合わせからは、すでに3歳G2セントライト記念勝ちのブラックタキシード、デイリー杯2歳S(JPN2)を制したオースミダイドウなどが出ているだけに、デルモニコキャット08にも、クラシック戦線を湧かせる、トップクラスの走りが期待されます。
 祖母グラスシーリングは、準重賞カリフォルニアCなど米で5勝を記録した強豪。G2バヤコアHでも2着に健闘しました。このほか、計12勝をあげたストラテジスト、G3重賞入着馬マックスアプレンティなど、米の活躍馬が多数輩出されている母系は、持続力に優れた、パワフルなスピードを伝えています。加えて、競走で確実に能力を発揮する堅実味も、この母系が誇るアドヴァンテージとなっているのです。


(管理調教師のコメント)

ハーツクライの仔でダービーに行きたい

―― 第一印象はいかがですか?

橋口師 背中がきれいですよね。まずそこに目がいきます。クビ、背中、そしてお尻にかけてのラインがすごくいいですね。このラインが崩れていると、成長して調教を積んでいったときに不恰好になってしまうことが多いんですよ。この馬はその心配はなさそうですね。見た感じはまだまだ太いですが、今の時期は、こんなもんでしょう。トモの張りもいいし、脚も真っ直ぐで問題ないですね。顔も小さく、表情もいい。顔が小さいのは、いい馬の条件のひとつでもありますからね。

―― 血統についてはどんなイメージをお持ちですか?

橋口師 お父さんがハーツクライですからね。それは、やっぱり、自分で管理した馬ですから特別な思いがあります。ただ、見た目は、あまり似ている感じはしないんですよね。この馬は、脚も白くて、派手ですしね。言われなきゃわからないかもしれませんね。でも、能力は受け継いでくれると思います。

―― デビューはどのあたりになりそうですか?

橋口師 そこまでスピードタイプでもなさそうなので、そんなに急がせることもないでしょう。10~11月あたりで下ろすのが理想でしょうね。もちろん、今後の成長次第で、早く行けそうなら使う可能性もないとは言えませんね。

―― 目標を教えてください。

橋口師 体型はダートでも走れそうな雰囲気はあるんですが、ハーツクライの仔ですから、やっぱり芝をメインに使うことになると思います。あとは、男馬だし、当然ダービーはまず考えますね。お母さんも芝の中距離で重賞勝ちがあり、距離も問題なさそうですしね。ハーツクライの仔は、馬産地の評判もすごくいいので、私も楽しみにしてるんです。ダービーは厩舎の悲願でもありますし、ましてハーツクライの仔で決められたら最高ですよね。それを目標に頑張りますので、会員のみなさんも楽しみにしていてください。



(生産牧場のコメント)

父譲りの切れ味を武器に芝中距離での活躍を期待!

―― 父が、2010年から初産駒がデビューするハーツクライ、そして母が米リーディングサイアーに輝いたストームキャットの直仔という配合が施されたデルモニコキャット08ですが、馬体面において、父や母系の影響は、どんな感じで出ていますか?

「しっかりとした骨格と良質の筋肉に覆われているボリューム満点の馬体は、母系の影響の強さを感じさせてくれます。一方、スラリと伸びた首差し、首から背にかけてのラインの美しさ、折れの深い飛節などは、鋭い瞬発力を武器に内外で大レースを制した父ハーツクライの特徴がよく出ていると思いますよ」

―― 顔立ちも、なかなかにキリっとしていますね。

「いかにも勝負根性がありそうな、鋭い眼光を放っています。とても牡馬らしい、しっかりとした面構えですよね」

―― デルモニコキャット08の歩様や、放牧地での走りは、どうご覧になっていますか?

「前捌きが軽く、筋々の柔らかさが感じられる動きを見せています。走る姿には、見た目の逞しいイメージとは異なる、柔らかさ、しなやかさがあります。おそらく、父同様、瞬発力に優れたタイプなのではないでしょうか」

―― 今後の期待も大きい一頭であることは、間違いないですね?

「もちろん、そうです。5月8日という遅生まれでありながら、1歳夏の時点で、これだけの好馬体を誇っている。競走馬としてデビューするころには、さらに迫力を増しているはずです」

―― デルモニコキャット08の距離適性、コース適性はどんな風に見ていらっしゃいますか?

「ダートもこなせるでしょうが、鋭い切れ味を活かすためにも、芝の方が、より向いているでしょう。中距離で争われる大レースでの活躍を期待しています」

   (Copyright@ TOKYO THOROUGHBRED CLUB)


しっかりした馬体の造りと、首差しから背中のラインが
綺麗なのが良いところ。そして何より「社台ファーム・ハーツクライ産駒・橋口厩舎」という豪華組み合せ。
今のシルクでは絶対考えられません。

今年の1歳馬では、やはりディープインパクト産駒が注目されるでしょうが、個人的には本格化後のハーツクライの強さが忘れられないので、ハーツ産駒に1票です。
しかもハーツに思い入れのある橋口調教師ですから、
きっと大切に育ててくれるでしょう。

馬体の造りや、母の父Storm Catからダート向きかという話も出ているようですが、母のデルコニモキャットは芝の重賞勝ちがあり、姉もフランスで4勝&芝のアメリカンオークス2着ですから、芝でも十分やれるはず。

血統、育成(社台ファーム)、調教師とも全く不満なし。
是非とも芝の中距離で活躍するような馬に育って欲しいと思います





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