2011/01/30

タッチフォーゴールド09、じっくりと乗り込んでいく


11.01.27 

(社台ファーム)
昨年の12月10日にOCD(遊離軟骨)除去手術を行ったタッチフォーゴールド09。取材に訪れた日は、手術から1カ月半ほどが経過したところだったのですが、タッチフォーゴールド09は、極めて元気な様子で、われわれを出迎えてくれました。社台ファームの青田氏も、明るい表情で、こうコメントしています。

「術後の経過も、本当に順調で、そろそろ乗り込みを再開しようかと考えています。まあ、タッチフォーゴールド09は、ずっと乗り込みを続けていましたし、今回のOCD手術が、いいリフレッシュになったのではないでしょうか」

青田氏の言葉を受けて、社台ファームの吉田哲哉氏が続けます。

「OCD手術は、競走馬としての能力には、何ら影響を及ぼしません。事実、OCD手術を受けて重賞を勝った馬もたくさんいますからね。それに、母系から考えて、タッチフォーゴールド09は2歳戦からバリバリ走るというタイプではないという気もしています。今回のOCD手術を、いい休養として、今後、じっくりと乗り込んでいく方が、将来の成功へと繋がる気がしているんです」

吉田哲哉氏の言葉通り、タッチフォーゴールド09の3歳上の半兄タッチミーノットは、古馬になって地力をアップさせ、格上げ緒戦となった昨年11月の準OP特別でも小差の3着に健闘しています。「顔は父アグネスタキオン似で体型はお母さん似」と言われているタッチフォーゴールド09。馬場での調教を再開し、これからどんな風に成長していくのか、本当に楽しみです。



OCD手術後の経過も順調で、乗り込み再開も間もなくのようです。
兄弟の戦績をみても、年を重ねる毎に馬がしっかりしてきて成績をあげる
傾向にあるので、この時期の小休止は特に問題ないはず。
成長カーブに合わせた育成で、息の長い競争生活を送れる馬に育てて
もらいたいものです。

(Copyright@TOKYO THOROUGHBRED CLUB)


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