10.12.01
(下河辺牧場)
「柔らか味と力強さを兼備した、ゼンノロブロイ産駒らしい好馬体の持ち主」と、下河辺牧場の育成、調教の責任者である下河辺隆行氏が高い評価を与えるネイチャーガイド09。現在462キロと、馬体重の上下動が少ないタイプではありますが、1カ月半ほど前に取材に訪れたときよりは、全体的に馬体が引き締まって見えました。
「調教は、ダートコースの方でトロット1200m、ハッキング(軽めのキャンター)1000mが2本というメニューが基本。加えて、坂路に入れての乗り込みも開始した段階です。ウチの牧場の1歳馬のなかでは、調教が進んでいるグループに属していますね。ここまでの感覚としては、ネイチャーガイド09はスピードタイプに育っていきそうです(下河辺隆行氏)」
父に2004年年度代表馬ゼンノロブロイ、母父に1999年年度代表馬エルコンドルパサーという、チャンピオンホース同士のスケールの大きな配合が施されたネイチャーガイド09。性格的には、あまり物に動じない肝の据わったタイプだそうですが、この大物感を、競馬に行ってからも、是非発揮して欲しいものです。
先日、下河辺牧場を訪問した際にも話を聞かせていただいた通り、
調教が進んでいるグループの中で乗り込みが進められています。
これから冬の間、じっくり基礎体力を養うことが課題です。
「スピードタイプに育っていきそう」というコメントはいいですね。
中距離向きの配合ですが、早い時期に一つ勝つためにはやはりスピードが
求められます。
(Copyright@TOKYO THOROUGHBRED CLUB)
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